Our winery

イベリア半島南部に広がるラ・マンチャ地方の平原、D.O.バルデペーニャスの赤茶色の表土が、やや白味がかった石灰質を含んだ土壌へと変化する――それがD.O.ラ・マンチャのトメジョッソに入った合図です。古くから世界でも最も大きなワイン生産地として知られるラ・マンチャでワインの首都と言われるトメジョッソは、広大な畑の中央に位置しています。歴史的にも高いワイン生産の技術を持ち、代々新しい技術に投資を行ってきた生産者たちは、現在、トメジョッソを高品質のワインと蒸留酒の産地として知らしめるべく、彼らの知識と経験を活かし生産を行っています。ラテン語で「真実」を意味するVEURUMという名は、大地に対し、ワイン造りに対し、また、すべてに対して真実でありたいという、ロペス・モンテロ家が代々受け継いできた思いを表しています。

ヴェルムの畑の歴史は1788年、ロペス・モンテロ家の先祖に当たるホセ・ロペスが受け継いだ畑に遡ります。1961年、ホアン・アントニオ・ロペスが蒸留酒製造所を設立し、世界的な成功を収めます。彼の死後、2005年に4人の息子たちがヴェルムを設立します。所有する畑は約200ヘクタール。標高およそ400メートルの平原に位置し、表土から3メートル下にある石灰岩を基盤岩としています。

5つに区分された畑では、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、テンプラニーリョ、カベルネ・フラン、アイレン、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、ソーヴィニョン・ブラン等、様々な品種が栽培されています。さらに、原産地統制委員会の研究機関の後押しもあり、失われつつある土着品種の再生を手掛けるプロジェクトの一環として土着品種の植え付けも予定されています。気候は、夏は暑く冬は寒く、昼夜の寒暖差が20℃もある大陸性気候で、ブドウ生産に適した土地柄です。

ワイン造りにはモスト・フロール(フリーラン果汁)のみを使用し、全ラインナップ合わせての年間生産量8万本程度のの限定生産を行っています。また、古く中世より、人々は水分を貯めるこの厚い岩盤を掘り下げ、地下貯蔵庫として用いてきました。ヴェルムは、今世紀初頭、親会社である蒸留酒製造会社の地下に高さ7メートル、面積8000㎡の広大な地下セラーを掘りました。

恵まれた土地に限りない愛情を注ぎ、類まれなるセラーを利用し、この土地の素晴らしさを100%活かしたいという、ワインメーカーエリアス・ロペス・モンテロの考えは、自然と有機栽培にたどり着きました。伝統を重んじながら、効果的な新技術も積極的に取り入れるせい新が「真実」の探求につながっています。

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